暗号資産取引所には毎月500円分の暗号資産を自動購入してくれる仕組みがあります。
積立は購入方法の1つです。
NISAなどの保険、株式の積立はよく聞きますが、仮想通貨ブログを見ていると
ちょっと極端な結果も散見されます。
ただ、法的整備が進んでいることは、それだけニーズとして発生している裏返しであるため、長期的に持っておきたい、
そんな方、多いと思います。
金融庁パブリックコメント2023年
暗号資産の積立こそ、投資経験がない方、博打したくない方向けだと考えます。
それは、
生活に支障のない金額を投資し、
チャート確認に手間や時間を取られず
ただひたすら熟成されるのを待つ。
こんな投資方法だったからです。
2022年は下落していますが、5年後、10年後に上昇してくれればOK、という感じです。
初心者の中でもこんな方向けです。
・長期的に保有しておきたい
・大勝はいらない、コツコツ少額でやっておきたい
・手離れしつつも自分で投資をしたい
こういった積立方式は株式投資にもある、とても一般的な方法で「負けない角度を高める」手法として現在進行形です。
筆者が始める前に行いに疑問に思って調べたことや、初心者に向いている理由を分かりやすく解説していきます。
twitter:@crypto_dog_jon
職歴:WEBマーケター12年
(通販WEB責任者6年、代理店6年)
現職:SNS系WEBマーケ会社勤務
今まで担当したHP:300種以上
IT補助金も案内しています
暗号資産の大海原に飛び出した小舟を助ける記事でありたい
設定する項目
積立はあらかじめ設定したプログラムに応じて取引所が自動購入してくれる仕組みです。
各項目を決めていきます。
筆者は毎月1000円購入し、1年単位で損が出ているかどうか確認します。
(月に1000円ならお小遣い稼ぎできればいいかな、程度。お試し感覚です)
積立頻度
積立の頻度(スケジュール)は取引所によって異なります。
毎日1回
毎週1回
毎月1回
毎月2回
設定した金額で日割り1日に1回、または設定した金額で月に一度購入するシステムです。
(一部はブラウザではなくアプリを登録する必要あり)
月に無理のない出費を考えることで決めていきます。
設定金額
最小1円から始めることができます。
値動きの大きい暗号資産を博打ではなく、主にコツコツ貯めたい方に向いていると思います。
取引所によって開始金額、が異なります
ビットフライヤー:1円~
コインチェック:1000円~
GMOコイン:500円~
最大(上限)積立金額はいくら?
積み立てる金額は最大(上限)が決まっています。
設定した金額と頻度により回数が決まります。
ビットフライヤー:~100万円
コインチェック:~100万円
GMOコイン:~50,000円
購入タイミングの設定
相場の値動きに関係なく、(取引所が定める任意の時間に)毎日一定の金額内で購入できる量、、または毎月買い付けていきます。
月1回購入の場合は購入日が決まっている取引所もあります。
ドルコスト平均 法
価格が変動する商品に対して、価格が低いときは多く、高いときは少なく購入することになる現象です。
暗号資産の積み立てもこのドルコスト平均法に当てはまります。
例えば同じ1万円でもビットコインの相場によって多く買えている時とそうでない時が必ずあるということです。
3ヵ月シミュレーション(毎月1万円購入した場合)
1月プラス500円
2月マイナス100円
3月マイナス100円
現在の投資原資30,000円に対する投資結果はプラス300円
これを長期的に考えるのですが、マイナスが続いてもどこかでプラスが重なり、最終的にはプラスで終わるよう見分けるという考えです。
投資失敗でよくある「高値掴み(高値で買ってしまうこと)」を避ける方法としても採用されています。
実際にやるとわかるのですが、つい欲が出てしまい、狙うことで損がでます。
相当我慢できる方は別ですが、邪念を除くのは投資家の一生の悩みかもしれません。
積立は徹底して目的 達成に向けて自制心(感情)を制御する「投資システム」のようなものです。
停止・変更のタイミング
どの取引所も変更締め切り日が設定されています。
その日までに停止、購入頻度、設定金額を変えても当初の設定どおりに引き落としが行われます。
変更日にだけ注意しておけばいつでも購入をストップできるのは安心。
いつ引き落とされるの?
登録した銀行口座から引き落とししてくれるサービスもあります。
例えば当月開始した場合、月末に引き落としがあり、翌週から買い付けが始まる、といった具合です。
取引所によっては引き落としはありません。
口座に日本円を入金する必要があり、しておかないと積み立てがストップされます。
積立期間
積立期間はありません。
生命保険は10年固定といったルールがあったりしますが、暗号資産の積み立てに設定がないのです。
あらかじめ自分で決めておき、半年や1年で結果を見て判断すると良いかと思います。
つまり、いつでも売れる
積立たてた暗号資産はいつでも売却できます。
あくまで価格変動のリスクを抑えた「購入方法」なので、積み上がった分、相場の良い時点で任意の数量を売ることができます。
パッと売って出金して、というやり方もできます。
そして同時に手動でも購入できる
暗号資産の相場(投資)に慣れてくると、もっと多く買いたくなります。
そんな時は通常の購入方法で買うことができます。
取引所・販売所での売買、かかる手数料が違いますので確認ください。
銘柄を選ぶ
最低14~17、18銘柄から豊富に選択ができます。
積み立てる銘柄は種類も数も自由にカスタム可能なので対象が多いところの方が便利です。
どこで何が売っているかは把握しておきましょう。
国内の企業は人気のものは一 通り 取扱っています。
一覧
ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH)/ビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)/リップル(XRP)/ネム(XEM)ステラルーメン(XLM)/ベーシックアテンショントークン(BAT)/OMGテゾス(XTZ)/クアンタム(QTUM)/エンジンコイン(ENJ)ポルカドット(DOT)/コスモス(ATOM)/カルダノ(ADA)メイカー(MRK)/ダイ(DAI)/チェーンリンク(LINK)
長期保有の銘柄を詳しく解説しています
デメリットは手数料
積立は基本「自動購入」と言い換えられます。
毎回購入手数料が発生し、しかも積立は販売所方式での購入にあたるため少し高めです。
スプレッド(購入タイミングの売値と買値の差額)の分だけ毎回発生します。
スプレッドも比較しておく必要があります。その理由を詳しく記載している記事はこちらです。
元本保証はない
当たり前ではありますが1年程度の短期間で積み立てた日本円分より暗号資産の時価総額が下回る場合があります。
例:毎月コースで1年間で10万円積み立てたが、価値が下がり計算すると8万円分になっていた。
そこからさらに2年間でプラスに転じたが、その間は売ろうか売るまいか悩む方も散見されます。
間違ってはいけないのは、
長期的に投資をする前提で少額を定期的に購入していること
暗号資産も株やfxと一緒で金融商品であること
です。
元本を保証するものではなく、価格の変動等による損失が生じる恐れがあります。
(ただ、大きな額で手動購入よりリスクを下げるためのもです)
そのために正しい知識と情報、そしてリスクと内容を理解し、責任をもって投資判断することが重要です。
(「利益がでた」など口コミや評判に惑わされない堅実な運用)
公式 サイトでプランを確認。
特徴・注意点などをよくある質問など各種をQA式で分かりやすい会社もあります。
筆者が調査したつみたて関連ページを記載しておきます(日本でも有名な業者です)。
Coincheckでつみたて 仮想通貨取引所のCoincheck
https://coincheck.com/ja/reserves_lp
bitFlyer で仮想通貨 積立サービス「bitFlyer かんたん積立」
https://blog-jp.bitflyer.com/n/nd393dcfc0985
GMOコインでつみたて
https://coin.z.com/jp/corp/product/info/tsumitate/
まとめ
いかがでしょうか。
今回は筆者が始める前に調べたものをそのまま記載してみましたが、読者の調査時間の軽減になったでしょうか。
稼ぐ方法はいろいろ知っていて損はありません。その知識が活かされる時もあります。
長期的 トレードには将来性の賛否がある暗号資産。
その判断は難しいため、短期的な価格変動に、ついとらわれがちです。
投資経験のない初心者は躊躇したり、購入のタイミングを逃すといった事が考えられます。
そこで便利な積立を使います。
毎日500円(月に15,000円)レベルで続ければ気軽で簡単、損も最小限で済みます。
安定の志向で、長期的に価値の可能性を信じる方、コツコツ貯めたい方には向いているやり方です。
証券会社や投資信託ではなく、ネット証券が台頭したように自分で投資、運用・資産の形成ができる点は、これからサラリーマンや主婦層の副業で投資の1つとして認知されるのでは、と考えます(管理もそんなに必要ないですし)。
頻度の選び方は、毎日コースと毎月コースがあり、それぞれ最低1円から積み立て可能です。
また途中で解約できたり、売却できたりと自由度は予想 以上に高い傾向にありました。
暗号資産の積立は金融庁の認可のある会社(取引所・販売所)が行うサービスです。ここも安心材料の1つですね。
長期で期待を込めて暗号資産をお試しでやってみたい際は、積立式も利用・検討するとよいでしょう。
もちろん、十分に自分が投資できる資金の範囲を考えて注文プランを申し込んでみてください。
初心者が始める暗号資産の買い方ロードマップ
https://zaitaku.media/start-crypto/
積み立てたあとの税金はチェックしておいてください、詳しく記載しています。
https://zaitaku.media/crypto-tax/
★状況が変わればサービスも変わりますので詳細は各種取引所・販売所 公式サイトが提供している情報を確認ください。基礎学習が今後の参考になれば幸いです。
他にも、zaitaku.media.siteでは、在宅に関連する様々な経験談をご紹介しています。 もし、在宅に関してまだ知りたいことがあれば、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
※上記の情報につきまして、その完全性・最新性・正確性について保証するものではなく、また、特定の暗号資産(仮想通貨)の推奨を行うものではありません。