取引所・nftを利用してるユーザー向けに解説していきます。
長期で現金 化せず保管しておく場合はウォレットがおすすめ。
ローカルウォレットはどうやってつくるの?
10分 位でできるの?
種類やリスクは何なの?
銀行や証券会社とは勝手が違うのでわかりにくい仮想通貨の世界。
ネットで散見される取引所の手数料とかはかもういいから、
とにかく個人ウォレットについて知りたい方に分かりやすく解説していきます。
ライター紹介
twitter:@crypto_dog_jon
職歴:WEBマーケター12年
(通販WEB責任者6年、代理店6年)
現職:SNS系WEBマーケ会社勤務
今まで担当したHP:300種以上
IT補助金も案内しています
暗号資産の大海原に飛び出した小舟を助ける記事でありたい
個人ウォレットと取引所ウォレットの違い
個人ウォレットは、完全に自分の財布ですので秘密鍵やビットコインアドレスなど盗まれないようにする必要があります。
取引所で仮想通貨を購入した後、個人のウォレットに移動させる方が多いと思います。
別名ローカルウォレット。
取引所では口座開設すると、自分のウォレットではないですが、取引所の大きなウォレットに預けることができます。
今後は取引所へのログイン情報と2段階認証だけで取引が可能になり便利です。
仮想通貨に関わる全てのウォレットを解説した記事はこちらです。
よくある質問
Q:ウォレットに暗号資産がはいっているの?
A:いいえ、はいっていません。ウォレットは秘密鍵を保管しているだけです。
それぞれの仮想通貨は常にブロックチェーン上にあるので、
イメージとして
自分のパソコンでブロックチェーンに安全、かつ簡単に「つなぐ役割」
としてウォレット(秘密鍵)が存在しています。
個人ウォレットの作り方
ウォレットは秘密鍵を置いておく金庫の様なもの。
流れとしては
①ウェブサイトやアプリの登録により秘密鍵を作成する
②サーバーや外部媒体、携帯電話機種に保存する
サイトやアプリによる秘密鍵の作り方は驚くほどにシンプルです。
ではそれぞれのタイプのウォレット生成方法を見ていきましょう。
ハードウォレット、Ledger社やTrezor社
USBケーブルなどハードウェア タイプのデバイスでパソコンに接続して使うタイプ。
今回の参考は人気のTrezor。
トレザー本体だけでは起動できないので、ファームウエアと呼ばれるアプリ(トレザーサイトと呼ばれている)をインストールして操作する必要があります。
まずトレザーをパソコンに接続して、トレザーサイトを開きます。
TREZOR Bridgeをトレザーにインストールします。
https://suite.trezor.io/web/
(英語表記なのでブラウザで日本語に訳して操作)
この時、新規作成か復元かを選択できるので新規をクリック。
一度、トレザーをUSBをから外し、再び接続します。
ブラウザ上で「コンテニュー」ボタンを押すと、一旦完了です。
次にトレザー側でリカバリーシードが表示されるので書き取ります。
(この単語があると、トレザーが盗難や壊れても、買いなおすと復活することができる)
次にパソコン側で本体の名前、PINコードといってトレザーへのログインIDを作ります。
最後に、リカバリーシードの再確認により秘密鍵が生成していることをチェックします。
(シードを忘れたらGOXです。厳重に保管します)
※取扱いのないコインもあります、購入前に確認ください。
※日本で販売されてますが英語表記です。
ペーパーウォレットbitaddress.org
これが最も簡単に作成できます。
ちなみにウェブサイトにて作成します。
ペーパーウォレットの代表格であるbitaddress.org/ですが、仮想通貨を持っていなくても生成できますのでやってみてください。
下記URLを開き、20秒くらいマウスを動かすと数字が100%となってできます。
上記は実際の画面です。
SHAREが公開鍵(ビットコインアドレス)
SECRETが秘密鍵です。
※実際にビットコインを動かす場合はセキュリティに注意ください。
上記の2つの暗号がのっている紙を印刷して大切に持っておくのです。
(保管の場所は金庫など天災にも影響がない強固なところが望ましい)
モバイル・デスクトップウォレットCopay
PC本体・スマートフォンにソフトウエア(アプリ)をインストールして操作する必要があります。
今回は網羅的にどの端末にもダウンロードできるCopayを見てみましょう。
(スマホはAPPストア グーグルプレイで)
端末にインストールするだけのもの、
インストールしてアカウント作成するものなどがあります。
今回のCopayは前者になります。
インストール後は自動で端末に秘密鍵が生成されます。
取引所から暗号資産を受け取る場合は、QRコード、もしくはビットコインアドレスにて可能になります。
この手のウォレットはネット上で管理しないため、専用の機種を用意するか、バックアップ設定にてリカバリーシードが表示されるので書き留めておきます。
(スクリーンショット/キャプチャ写真は保管は楽だが流出 対策としては危険)
筆者の場合は、まずネット環境につなげないPCを用意して、必要時のみ接続して使用します。
ウェブウォレット
ウェブサイト上でログインして使うタイプ。
SNSのアカウントを作る様に電子メール、パスワードを入力します。
これだけで完成です。
今回は世界的に利用者数の多いブロックチェーンのウェブウォレットの紹介です。
(スマホでの操作を想定しています)
登録メールアドレスに本人認証のためのメールが届きますので、中の検証リンクをクリックし再度ログインします。
次にリカバリーフレーズを印刷(PDF)できるので行います。
筆記にて保存を行う方もいます。
次にもう一段階のリカバリーフレーズをメモします。
最後にメモの確認です。
●番目の単語は何?といった具合で質問に答え、合っていれば終了です。
ここで二段階認証のための携帯番号とSMS認証を行います。
よくある質問
Q:ウォレットはすべての通貨で使えるの?
A:いいえ、全ては使えませんし、アルトコインの取り扱いがない場合もあります。
しかし日々、サービスは拡張しています。
必ず公式サイトなどで対応通貨 一覧を確認して購入、もしくはアカウント作成を行ってください。
取引所ウォレットの作り方
国内ユーザーであれば国内取引所は必ず通る道です。
基本的には下記の流れになります。
①公式ページより取引所にて口座を開設する(要本人認証)
②本人認証の審査が完了すると取引できるようになる
これだけです。
前に書いた通り、取引所はウォレットを作るわけではなく、 取引所のウォレットを使わせてもらう立ち位置です。
本人認証の審査が終わるとログインし取引を開始できます。
ちなみに豊富な銘柄を扱えるのが強みです。
詳しい手順はコチラに記載しています。
※必ず推奨環境があります。
iOSなのか、Google Chromeなのか確認してください。推奨環境外では正常に動作しない可能性があります。
コインチェック(coincheck)
公式ページから会員登録(メールアドレス&暗証番号 パスワード)から始まります。
次にSMS認証と個人情報を入力し、本人確認書類を送信します。
ここで取引所側の審査があり、早くて3日でコインチェックから書留郵便物が届きます。
書留が届くことで本人確認の意味もあります。
ビットフライヤー(bitflyer)
レバレッジ取引を行う方はこちらを登録される方多いと思います。
公式ページから会員登録(メールアドレス入力)から始まります。
メールを登録すると、ビットフライヤーから届くメールにあるURLをクリックしてパスワードを設定していきます。
次に二段階認証の設定で、認証アプリ・携帯電話のSMS・メールの3つから選択できます。
(この方法は後からでも変更できるため、一番早いSMSがおすすめです)
(google authenticatorなどのアプリ認証がセキュリティレベルが高い)
個人情報を入力し、本人確認書類を送信します。
あとは本人確認完了のメール、もしくはハガキを受け取り、取引ができるようになります。
ビットポイント
公式ページから会員登録(メールアドレス&携帯番号を入力)から始まります。
メールを登録すると、ビットポイントから届くメールにあるURLをクリックしてSMS認証コードを入力のち、パスワード設定となります。
個人情報を入力し、本人確認書類を送信します。
あとは本人確認完了のメールを受け取り、取引ができるようになります。
ビットバンク
公式ページから会員登録(メールアドレスを入力)から始まります。
メールを登録すると、ビットバンクから届くメールにあるURLをクリックしてパスワード設定となります。
個人情報を入力し、本人確認書類を送信します。
あとは本人確認完了の書留郵便物を受け取り、取引ができるようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
業界では身を守るためのローカルウォレット。
今回はビットコイン中心でしたが、イーサリアムなども一緒です。
暗号資産を始めたばかりの方にはローカルウォレットは馴染みがないかもしれませんが、メリットは多いのでこの機会に知識をためておきましょう。
目的に応じてウォレットの選択が必要です。
どれもネット環境を使うため、安全性を高めるためには端末にはセキュリティ対策 ソフトを入れておくことは前提です。
筆者は心配なので仮想通貨取引所を使う際もセキュリティには気を付けます。
ローカルウォレットの特徴
ペーパーウォレットは最短で5分でつくることができる
ホットウォレットとコールドウォレットの2種類がある
ハードウェアウォレット ・ モバイルウォレット は紛失に注意
入金やウォレットの作成は安全性の高いネット環境で行う事
(最低でもセキュリティソフトを導入すること)
ウォレットはオフラインで保管する方がよい
そして使える銘柄が異なる
ハッキングに強いのはインターネットにアクセスしていなものです。
各ウォレットはセキュリティ システムが異なります。
セキュリティが多いほど取引するまでに幾重の手間が必要というデメリットもあり、利便性を求める場合はセキュリティが少ないといった具合です。
しっかりと比較し複数のウォレットを取り扱いすることで流出等のリスクを減らすことができます。
例えば多くのコインはハードウェアウォレットに。デイトレードなど、ある程度の手持ちが必要な分はトレード 用として取引所に置くといった工夫で、取引所が倒産したとしても最小限で被害を抑えることができます。
これを分散型管理と呼んでいます。
各種セキュリティに関してはこちらの記事に記載しています。
https://zaitaku.media/crypto-wallet-basic/
安心してウォレットにてコインを保有し、楽しく暗号資産ライフをおくりましょう。
本記事にて読者の方の調査 時間が少なくなれば幸いです。
2023年 1月 時点
本記事 以外に日本円の出金・通帳への入金含め手数料についての最新情報は、基本的に各所取引所の公式 サイト(詳細 コンテンツ)を常に確認しておくことで解決します。
ネット上で検索すると様々なサービス・キャンペーンや勧誘で仮想通貨を促す記事がありますが、金融庁に認定された業者のみ広告が許諾されていますのでご注意ください。
※上記の情報につきまして、その完全性・最新性・正確性について保証するものではなく、また、特定の暗号資産(仮想通貨)の推奨を行うものではありません。
初心者の方は万が一を考え、投資する資金は生活費とは別で少額にて取引を行いましょう。