本記事は超初心者向けにまとめています。
効率よく元本を増やすためには口座の選び方が重要です。
「ジョン君、おすすめの口座ってどこ?」
とよく聞かれます。
筆者はまず App Store や Google Playの口コミを見ます。
ここ結構リアルです。
そして下記を教えてください、
と言います。
トレード方法は決まってますか?
予算はいくらですか?
ローカルウォレット移動は考えていますか?
何故なら、
国内20を超える交換業者がいる中、取引所においてサービスや手数料が分からないとメリットやデメリットが出てくるからです。
サービスだけの紹介だけでなく、読者に合う正しい口座の選び方ができるようになります。
ライター紹介
ライター:ITジョン
twitter:@crypto_dog_jon
職歴:WEBマーケター12年
(通販WEB責任者6年、代理店6年)
現職:SNS系WEBマーケ会社勤務
今まで担当したHP:300種以上
IT補助金も案内しています
暗号資産の大海原に飛び出した小舟を助ける記事でありたい
自分のスタイルを整理する
トレード方法は決まってますか?
取引所での手数料は取引方法により見るべきものが変わります。
長期保存:
取引回数は少なくて済むため、出金手数料だけを見るとよい。
デイトレード:
取引回数が多いため、まずは取引所手数料(決済毎手数料)。
1回の取引量も関係してくるので最低取引額(MakerやTakerを含む)や最小発注数量に注目する必要があります。
デイトレードスキャルピング:
デイトレードの数倍の取引量になるため、デイトレード同様になります。
bitFlyerは10万円未満においては直近 30 日の約定数量 ×0.15% となっています。
つまり直近 30 日の取引量が10万円を超えると手数料が下がるという事です。
Q:銘柄によって手数料は変わる?
A:はい変わります。DMM BitcoinのBitMatchサービスでは銘柄により、手数料はじめ最小発注数量が異なります。
予算はいくらですか?
販売所にてコインを購入する場合、売買単位や最小発注数量が決まっています。
例えばBITPOINTだと0.0001BTC(1BTC300万円の場合は300円)から売買が可能です。
しかし、ビットフライヤーでは0.001BTC(1BTC300万円の場合は3,000円)。
このように 10倍も違います。
自分のレート次第ではビックリです。
Q:レバレッジ有無は予算に関係ありますか?
A:はい、あります。レバレッジは口座のお金を担保として予算以上の取引を行う事ができます。
国内では予算の2倍まで取引することができます。
(SFDという手数料も発生するので注意が必要)
ローカルウォレット移動は考えていますか?
ガチホするだけを考えている方で、例えば安全と言われる個人ウォレット(ローカルウォレット)に移動する場合、最小送付数量・送付手数料を見ておく必要があります。
移動させるときに
あれっ、自分の財布に送れないぞ、
となります。
あまりサイト上では詳しく説明されていませんが、各取引所のコンテンツを確認すると明記されています。
GMOコインでは最小送付数量0.02 BTC(1BTC300万円の場合は6万円)。
bitFlyerでは0.001 BTCと差があります。
ちなみにDMM Bitcoinでは送付手数料0円ですが、コインチェックだと0.0005 BTC発生します(ビットコイン支払いです)。
実際の取引所を見てみよう
そもそも売り買いが活発に行われていなければ、極端に言うと自分の買いたい数量や金額のものは売っていないイメージです、当然売れないです。
ちなみに取引量は売上にも比例します。
また気になる取引所の信用度も数値化して見ていきます。
各取引所の貸借対照表など詳しいデータはこちら
コインチェック
コインチェックTwitter
https://twitter.com/coincheckjp
2022年3月末時点での営業収益は285億800万円、各社の中でもトップの数字です。
この数字が伝えてくれるのは取引量の多さ。
年間取引量はビットコインだけで見ると国内シェア11%。
口座数も174万口座、預かり金額は4251億円と国内ナンバー2と言ってよいでしょう。
取引手数料が0円
この事実はデイトレーダーにとってはありがたいサービスです。
スキャルピングなど秒単位で1日に何度も取引する方はコインチェックが有望です。
サービス:
現物取引(販売所)・現物取引(取引所)
取引手数料(販売所):
無料(手数料相当額0.1〜5.0%)
取引手数料(取引所 現物):
無料(BTC)
取引手数料(取引所 レバレッジ):
なし
レバレッジ取引:
なし
入金手数料(日本円):
無料(銀行振り込み)
入金手数料(日本円):
770円
(コンビニ 3万円以上の場合1018円)
入金手数料(日本円):
770円
(クイック入金 3万円以上の場合1018円)
入金手数料(BTC):
無料
出金手数料(日本円):
407円
出金手数料(BTC):
0.0005 BTC~
(ネットワーク手数料の変動により手数料を変える変動手数料制とする)
最低取引額(販売所):
0.005 BTC以上 かつ 500円(相当額)以上から
最低取引額(取引所):
0.005 BTC以上 かつ 500円(相当額)以上から
最低送付数量(BTC):
未記載:0.001 BTC かつ 500円(相当額)以上から
銘柄:17通貨
BTC、XRP、ETH、ETC、LSK、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、OMG、PLT、SAND
App Store 評価とレビュー4.3
現在9.3万件のレビューが確認できます。
・チャートが初心者でも見やすい
アプリ版は線チャートとローソク足チャートで見ることができます。
コインチェックが初心者でも見やすいのは「トレードビュー」というFXでも使われる専門のチャートで時間軸はPC並みの細かい点が見られ、かつシンプルな所です。
ごちゃごちゃしたチャートはノイズが多く見るに堪えれません。
流石、証券の雄マネックスグループ傘下の会社です。
・ビットコインに関しては手数料が安い
ほとんどの会社が取引所での取引手数料が発生する中、コインチェックは無料です。
手数料を気にせず売買できるのはかなりの強味です(コインチェックつみたて手数料は0.1〜4.0%)。
コインチェックでは取引手数料をMaker とTaker で表示しています。
Maker 手数料は売りだしたとき市場(板上)に並んで、その後約定(決済)した際の手数料。
Taker 手数料は注文が市場に並ばず約定した際の手数料です。
ビットコインに関してはいずれも0%です。
アプリレビューでは、問い合わせが結構多いようですが、1つ1つのコメントに担当者が対応しているようで誠意を感じます。
母体はマネックスグループ、そして上場
2018年より掲題の傘下となり、2023年に米ナスダック(NASDAQ)への上場予定が発表されています。
証券での成功があるため、これからも吸収合併を経て、ますます基盤を強くしていくと思われます。
セキュリティ
2段階認証はもちろんですが、アカウントロック機能もついており、一定回数以上のログイン失敗により30分の再ログイン不可機能を持ち合わせています。
他にも自動タイムアウトと言って、一定時間何もしない状態が続くと自動的にログアウトとなり不正を防止します。
ビットフライヤー
ビットフライヤーTwitter
https://twitter.com/bitFlyer
2021年12月末時点での営業収益は275億円、コインチェックに次ぐトップの数字です。
同じく取引量が多いことを物語っています。
年間取引量はビットコインだけで見ると国内シェア49%と断トツの1位です。
6年連続、と題しているだけあります。
口座数も250万口座、預かり金額は4989億円と国内ナンバー1と言ってよいでしょう。
サービス:
現物取引(販売所)・現物取引(取引所) ・レバレッジ取引
取引手数料(販売所):
無料(スプレッドあり)
取引手数料(取引所 現物):
約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC)
取引手数料(取引所 レバレッジ):
約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC)
レバレッジ取引:
2倍
入金手数料(日本円):
330円
入金手数料(BTC):
無料
出金手数料(日本円):
220/440円
(三井住友銀行かつ3万円未満)
出金手数料(日本円):
550/770円
(他銀行かつ3万円以上)
出金手数料(BTC):
0.0004 BTC
最低取引額(販売所):
0.00000001 BTC
最低取引額(取引所):
0.0001 BTC
最低送付数量(BTC):
0.001 BTC
銘柄:19通貨
BTC、ETH、ETC、LTC、BCH、MONA、LSK、XRP、BAT、XLM、XEM、XTZ、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR、ZPG、FLR
App Store 評価とレビュー4.3
現在11.1万件のレビューが確認できます。
・PC版での評価が高い
他社と比較しても画面が見やすい、文字が大きく分かりやすいといった点が散見されました。
いわゆるユーザービリティの意見が多いようです。
別途細かい点では、過去の売買履歴をすぐに確認できること。
「いくらで取得したのか」「売った後、結局利益は今いくらなのか」
取引が続くと履歴がすぐ見れるのはスゴくありがたいです。
・アプリが少し使いにくい
改善してほしい点として少し使いにくい意見が散見されます。
これはサーバー負荷による一時的なフリーズ、接続ができないといったコメントです。
確かに大事な時に接続できないのは致命傷(長期保存であればそこまで影響はないが)。
サポート体制はしっかりしているようですが、システムとしての強さを改善してほしい意見が多くありました。
マルチシグ採用のセキュリティ
マルチ・シグネチャー(マルチシグ)といって複数の署名を使ってコインの送付する方法です。
この署名を秘密鍵と呼びますが、例え1つの鍵が流出しても他の鍵によって守られるわけです。
高セキュリティの代表格を採用しています。
ビットバンク
ビットバンクTwitter
https://twitter.com/bitbank_incr
2021年12月末時点での営業収益は10億円、各社の中でも中堅の数字です。
だた資本金が86億4,721万円と断トツに多いのは安心材料の1つでしょう。
年間取引量はビットコインだけで見ると国内シェア2%と少ないのは、アルトコインに力をいれているから。
そのためアルトコインプレイヤーに人気の取引所です。
口座数は確認することができませんでしたが、預かり金額は2898億円と国内中堅と言ってよいでしょう。
サービス:
現物取引(販売所)・現物取引(取引所)
取引手数料(販売所):
無料(スプレッドあり)
取引手数料(取引所 現物):
無料(Maker:-0.02%Taker:0.12%
取引手数料(取引所 レバレッジ):
なし
レバレッジ取引:
なし
入金手数料(日本円):
無料
入金手数料(BTC):
無料
出金手数料(日本円):
550円/770円(3万円以上)
出金手数料(BTC):
0.0006 BTC
最低取引額(販売所):
0.00000001 BTC
最低取引額(取引所):
0.0001 BTC
最低送付数量(BTC):
0.0001BTC
銘柄:24通貨
BTC、XRP、LTC、ETH、MONA、BCC、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、MATIC、DOT、DOGE、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND
App Store 評価とレビュー4.6
2.4万件の評価をみてみると
・見るとスマホの画面の評価
やはりスマホでチャートチェックは小さすぎて見づらいのが基本です。
そんな中でも評価が高いのがビットバンクのスマホ画面。
スマホで板取引できる取引所が少ない時代の先駆者だけあって成熟度が高く、決して高性能という訳ではないのですが、シンプルな画面と配置により高評価を得ています。
かなり開発に力をいれているのか操作性の高評価レビューは他の取引所の群を抜いて多い印象です。
その他、
お客様の声を形にしている姿は仮想通貨取引所 後発でも評価の高い要因だと思います。
https://support.bitbank.cc/hc/ja/sections/90000106626
セキュリティとアルトコイン
セキュリティもコールドウォレットによる保管はマストなので、国内の基準は満たしている状況です。
筆者の友人も携帯の機種を変えて二段階認証ができなく、カスタマーサービスに問い合わせたところ、本人認証のため指定の文言をもって写真を送付させるといった徹底ぶりがうかがえました。
アルトコインの雄と言うくらい当初から方向性を示しているため、まず押さえておきたい交換所です。
資金力の面でもYahooなどへ広告を出稿していることを見ると経営的にもシェアを伸ばす方向で動いているのを感じます。
ビットポイント
ビットポイントTwitter
https://twitter.com/BITPointJP
2022年3月末時点での営業収益は103億円、各社の中でも大手に次ぐ中堅の数字です。
だた資本金が75億3,000万円と2番目に多いのは安心材料の1つでしょう。
年間取引量はビットコインだけで見ると国内シェア1%と少ないのは、アルトコインに力をいれているから。
口座数は確認することができませんでしたが、預かり金額は3,272億円と国内中堅と言ってよいでしょう。
サービス:
現物取引(販売所)・現物取引(取引所)
取引手数料(販売所):
無料(スプレッドあり)
取引手数料(取引所 現物):
無料
取引手数料(取引所 レバレッジ):
なし
レバレッジ取引:
なし
入金手数料(日本円):
無料
入金手数料(BTC):
無料
出金手数料(日本円):
無料
出金手数料(BTC):
無料
最低取引額(販売所):
0.00000001BTC
最低取引額(取引所):
0.0001BTC
最低送付数量(BTC):
0.02BTC
(全額送付に制限はなし、ブロックチェーンの仕様上0.00000546BTC以下はできない)
銘柄:15通貨
BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、BAT、TRX、ADA、JMY、DOT、LNK、DEP、KLAY、SHIB、MATIC、FLR
App Store 評価とレビュー2.9
201件のレビューが確認できます。
・アプリは販売所形式しかできない?
実は2つのアプリを運営していて、1つは専用の取引所にアクセスできるBITPoint Lite。
もう1つはウォレット機能を備えたBITPoint Walletがあります。
BITPoint Liteは現在は取引所機能も備わっており、売却から購入まで行う事ができます。
BITPoint Walletはいわゆるモバイルウォレットで取引所から移動させ、キャッシュの代わりに店頭などで使う仕様で作られています。
評価件数が少ないのであまり参考になりませんが、1つ1つのコメントに担当者が対応しているようで誠意を感じます。
手数料が無料なのが人気
実際に手数料ページを見るとわかるのですが無料が多いです。
取引手数料から日本円出金まで他の取引所では全て0円というのは、まずないので人気の理由になっていると考えられます。
https://www.bitpoint.co.jp/service/cost/?cats_not_organic=true
DMMビットコイン
DMMビットコインTwitter
https://twitter.com/DMM_Bitcoin
2022年3月末時点での営業収益は6億円、各社の中でも順中堅の数字です。
資本金が28億7,000万円。
販売所という立ち位置から最近はアルトコインのレバレッジ取引に力をいれています。
預かり金額は38億円と国内順中堅と言ってよいでしょう。
取引手数料(販売所):無料(スプレッドあり)
取引手数料(取引所 現物):無料
取引手数料(取引所 レバレッジ):0.04%/日
レバレッジ取引:2倍
入金手数料(日本円):無料
入金手数料(BTC):無料
出金手数料(日本円):無料
出金手数料(BTC):無料
最低取引額(販売所):0.001 BTC
最低取引額(取引所):表記なし
最低送付数量(BTC):0.02BTC(全額送付に制限はなし、ブロックチェーンの仕様上0.00000546BTC以下はできない)
サービスにより取り扱い銘柄が異なります。
銘柄:19通貨 BitMatch注文を除く
BTC、ETH、XRP、MATIC、LINK、MKR、AVAX、CHZ、TRX、ZPG、LTC、XLM、ETC、BCH、BAT、ENJ、OMG、MONA、ETH
銘柄:24通貨 レバレッジ(BitMatch注文を除く)
ZPG、LTC、XLM、ETC、BCH、BAT、ENJ、OMG、MONA、ADA、DOT、XTZ、XEM、QTUM、XYM、IOST、ETH、XRP、LTC、BCH、ETC、XEM、XYM、ETC
BitMatchは別
App Store 評価とレビュー4.3
1万件のレビューが確認できます。
スプレッドが高い
高いとは言っても通常の販売所スプレッド(実質の手数料)に比べるとお得になっています。
これはBitMatch注文という独自のサービスを行っており、取引所を介してユーザー売買価格のマッチングを行っています。
ジャンルとしては取引所と販売所の中間の位置づけです。
ただこの場合、取引所が保有している仮想通貨に対して売買を行う仕組みであるため、仕入れコスト(スプレッド)が発生し、これが実質の手数料となります。
取引所よりは高いですが、販売所よりは安いといったイメージです。
手数料がやすいからといって、 初心者が最初から取引所に行くには抵抗があります。
そんな時にこの仕組みは取引所を介するため安心材料の1つとして採用できるのではないでしょうか。
スプレッドの問い合わせが多いようですが、1つ1つのコメントに担当者が対応しているようで誠意を感じます。
GMOコイン
GMOコイン
https://twitter.com/gmo_coin
2022年12月末時点での営業収益214億円、各社の中でも大手の数字です。
資本金が37億5,800万円。
年間取引量はビットコインだけで見ると国内シェア23%とビットフライヤーに次いで多くなっています。
預かり金額は1048億円と国内上位中堅と言ってよいでしょう。
取引手数料(販売所):無料(スプレッドあり)
取引手数料(取引所 現物):Maker-0.03%~-0.01%、Taker0.05%~0.09%
取引手数料(取引所 レバレッジ):無料(ロスカット時 建玉レート×建玉数量×0.5%)
レバレッジ取引:2倍
入金手数料(日本円):無料
入金手数料(BTC):無料
出金手数料(日本円):無料(大口は400円)
出金手数料(BTC):無料
最低取引額(販売所):0.00001 BTC
最低取引額(取引所):0.0001 BTC
最低送付数量(BTC):0.02BTC(全額送付に制限はなし、ブロックチェーンの仕様上0.00000546BTC以下はできない)
銘柄:23通貨
BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、FCR、DOGE、SOL
App Store 評価とレビュー4.1
3608万件のレビューが確認できます。
・銘柄が豊富で取引しやすい
上記のように銘柄は非常に多く存在します。2022年は改革の年でした。
複数のアルトコインを導入。積立にもアルトコインソラナ(SOL)を追加。
ステーキングにステーキングにポルカドット(DOT)とコスモス(ATOM)を追加。
スマートフォンアプリの最新バージョンが公開されています。
暗号資産の下落が続いた中、サービス拡大につとめたようです。
・操作が簡単
チャートが見やすい評価も多いです。
その理由は複数チャートを並べられることでしょう。GMOコインの強味です。
情報提供 先:Bitcoin日本語情報サイト マーケットボリューム
https://jpbitcoin.com/market/volume
上記は2023年1月時点での情報です。
※最大の出金量などもあるので注意ください。
※公式サイトで最新情報を確認ください。
取引所でみるポイント
数多くの情報がある中、ユーザーは何を指標にするとよいのでしょうか。
1つずつ見ていきましょう。
取引所の信用度(時価)
信用度は 倒産しない資金力。
すなわち、その時価であったり、資本金、あるいは不正を起こさない管理になります。
取引所にコインを預ける方は多いはず。
その取引所がハッキングを受け仮想通貨が流出したりすると倒産の危機に追い込まれます。
また従業員がお客様の預かり資産を不正利用するなど、運営に危険が起きると警察に資金を差し押さえ、一時出金停止となります。
例えばCoincheck・GMOコインは取引所の資産と投資家の資産をわけて管理する分別管理を行っています。
預かり資金を別の事業で使ってしまって失敗した例が過去にありました。
セキュリティ
情報セキュリティ格付けや他のセキュリティとして表記されているかを確認します。
コールドウォレットが必須になった世の中の取引所ですがオンラインで操作する以上、100%の安全は保障されません。
ほかにも見るべき点があります。
それはセキュリティの仕組みです。
金庫までに幾重にも厳重な防壁を張っているかも企業のIR情報などで分かります。
例えばbitbankやBITPointでは第三者機関による情報セキュリティ格付けにより「A」(シングルエー)の格付けを取得したことを発表しました。
これは複雑なパスワード、ネット環境の仕組みによって点数制にて評価されます。
格付け会社
株式会社アイ・エス・レーティング
https://www.israting.com/
流動性
ビットコインの1日の出来高を確認すると良いです。
私たちは資産を増やしたいから取引所に行きます。
取引所はオークションのように売りたいコイン数と金額が掲載されています。
しかし出品されている数が少なかったり、1日に出品されるコインがあまりにも少ないと購入できません。
リアルで例を言うとお店に行っても商品が1~2個しかない状態です。
自分が所有する通貨にて多くの取引が行われている取引所を選びます。
取引手段(レバレッジ)
DMM Bitcoin、bitFlyer、GMOコインが現在レバレッジ取引を行っています。
大きなリターンを得る場合にレバレッジをかけます。
しかしレバレッジのサービスがないところではできません。
例えば取引板に出ている欲しい内容が90万円だったとします。
元本は45万円です。レバレッジ2倍を行えばこの90万円のコインを購入することができる仕組みです。
自分の資産だけでは買えなかったものがこのサービスを使うと購入できるわけです。
移動手数料
自分のウォレットに移す場合を想定しているなら最低送付数量とその手数料を比較します。
冒頭でも書いていますが、すぐに送金させたいのに「金額足りない」では移動できません。
意外と書いていないサイトが多いので当方は掲載しています(過去困ったから)。
特徴的なサービス
DMM BitcoinではBitMatch。
ガチホするなら積立など各社、ステーキング、lineで対応するものもあり、特徴的なサービスを展開しています。
例えばGMOコインはステーキングを唯一行っています(2023年1月時点)。
対象となるコインを購入してステーキングをONにするだけで報酬が入る不思議な投資です。
海外にも取引所は多くありますが、今回は日本 国内に絞り紹介しています。
ステーキングについてはこちら
メイカー(Maker)とテイカー(Taker)の意味も知っておくと便利です。
詳しい記事はこちら
口座開設で用意するもの
最後に口座で用意するものを紹介しておきます。
どの取引所も基本スマートフォンと本人確認するものがあればOKです。
・運転免許証(免許証やパスポートなど)
・電話番号
・メールアドレス
(仮想通貨取引所に登録するにも必要)
・銀行口座 番号
スマホ1台あればブラウザ上で完結します(本人審査はありますが)
※個人情報を示す関連の書類でも可能
※注意点としてクレジットカードは全社的に使えません。振込が基本です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
業界ではランキングサイトが多い中、当方は各種の評判・定評をアプリレビュー、また別の視点に特化した形で取引所を解説しました。
スマホアプリやツールの利便性、取引のしやすさも大事ですが、大切な順番は以下になります。
1安全性
(セキュリティ・売上の実績・資本金)
2かかる 手数料
3提供しているサービス
負担を軽くすることも大切なのですが、時価総額、将来性などを考慮しつつ始める 前に、しっかり調査して取引所を選ぶことをお勧めします。
最近はないですが、以前はコイン流出など損失しそうな事件が多発していたため、日本のセキュリティ水準も高くなっています。
取引所はそれぞれに良いところがあります。
アプリの操作も異なります(個人的にはパソコンで操作した方がチャートを見やすいですが)。そして場所によっては被害が多い情報も散見されます。
操作がかんたん だったり、スピードが速かったり、スムーズに現金化しやすかったり。
ビットコイン・イーサリアムなど種類が充実した取引所・安さ・手数料が低い・キャンペーンやプレゼントが多いからと言って自分にマッチしてるとは限りません。
自分にとって何が重要なのか、それ次第で重視すべき指標が決まります。
今一度深く掘り下げて、目的をもって選択していきます。
こうなってくると少額で各取引所を見に行くことが無難かもしれません。
この記事を読んで「no.1だからとりあえず選 んでみた」と直感で判断にはならないと思います。
稼ぐ可能性を少しでも増やしたつもりです。
調べ る手間が少しでも軽減されることを願っております。
暗号資産の税金の計算についてはコチラの記事に記載
https://zaitaku.media/crypto-tax/
2023年 1月 時点
リスク管理について:本記事 以外に日本円の出金・通帳への入金含め手数料についての最新情報は、基本的に各所取引所の公式 サイト(詳細 コンテンツ)を常に確認しておくことで解決します。
※取引所のコインは年々増えています。
トレードを行う場合、特にローカル ウォレットはスマートフォンやPCは必ずセキュリティを強化しておきましょう。
ネット上で検索すると様々なサービス・キャンペーンや勧誘で仮想通貨を促す記事がありますが、金融庁に認定された業者のみ広告が許諾されていますのでご注意ください。
※上記の情報につきまして、その完全性・最新性・正確性について保証するものではなく、また、特定の暗号資産(仮想通貨)の推奨を行うものではありません。
初心者の方はリスクを考え、投資する資金は生活費とは別で少額にて取引を行いましょう。