本記事はFX(投資)に対して使うモニターを選ぶ際、失敗しないための基礎知識をまとめています。
「FXモニター」とは、FX取引に必要なチャートや情報を表示するためのモニターです。
初心者の方でも使いやすいように、選び方や使い方、おすすめのモニターなどを紹介します。
ライター紹介
ライター:ITジョン
twitter:@crypto_dog_jon
職歴:WEBマーケター12年
(通販WEB責任者6年、代理店6年)
現職:SNS系WEBマーケ会社勤務
今まで担当したHP:300種以上
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暗号資産/FXの大海原に飛び出した小舟を助ける記事でありたい
モニターはいくつ必要?
FXトレード用に最初に用意すべき モニターの数は、1枚以上が一般的です。
多くのFXトレーダーは、1枚のモニターでトレードを行っていますが、2枚や3枚のモニターを使用するトレーダーもいます。
パソコンは高性能のものが1台、あとはHDMIの複数ハブを使ってつなげると良いでしょう。
理由としては、複数のチャートを同時に表示しておくことで、短期的なトレンドや相場の変化をリアルタイムに把握しやすくなるためです。
また、複数のモニターを使用することで、複数の通貨ペアを同時に監視することができ、より効率的なトレードが可能になります。
ただし、複数のモニターを使用する場合でも、必ずしも多ければ良いというわけではありません。
自分のトレードスタイルや環境に合わせて最適な数を選ぶことが大切です。
初心者の場合は1枚から始め、慣れてきたら必要に応じて増やしていくのが良いでしょう。
なぜFXトレーダーは高性能なモニターが必要なのか?
FXトレードは素早い反応力が求められるため、モニターの性能はトレードの成功に大きな影響を与えます。
高性能なモニターを使用することで、チャートの細かな動きや相場の変化を正確に把握することができ、トレードのスピードや精度を向上させることができます。
高性能とは画面サイズ・解像度・反応速度・アームの自由度を指します。
FXモニターの選び方
画面サイズ
デイトレードをする場合は、大きな画面が必要です。
27インチ以上のモニターがおすすめです。
チャートを見やすく表示するためには、モニターサイズが大きい方が良いとされています。
しかし、大きすぎるとデスクスペースを圧迫したり、目の疲れを引き起こしたりすることがあるため、自分の使用環境に合ったサイズを選びましょう。
一般的には、24インチから27インチ程度が人気があります。
27インチがFXモニターにおすすめされる理由は、以下のような点が挙げられます。
適度な大きさ
27インチは、一般的なデスクトップPCで使いやすい大きさです。
十分なスペースがあるので、チャートの表示や取引画面を確認するのに適しています。
解像度のバランスが良い
27インチの場合、解像度が高くてもテキストやアイコンが小さくなりすぎず、見やすい画面を維持できます。
また、4K解像度で使用すると、1つの画面内に多くの情報を表示できるので、取引や分析に適しています。
費用対効果が高い
27インチは、大型のモニターと比較して比較的安価であり、コストパフォーマンスが高いとされています。
また、必要な機能や性能が揃っている場合も多く、初心者からプロのトレーダーまで幅広く使用できます。
以上のような理由から、27インチのFXモニターがおすすめされることが多いです。
しかし、個人の好みや予算によっては、異なるサイズのモニターを選ぶこともできます。
解像度
4K解像度があると、チャートの細かい動きがはっきりと見えます。
チャートの見やすさは非常に重要なポイントです。
4K解像度は、従来のフルHD解像度に比べて4倍の画素数を持っており、画面上の情報をより詳細に表示することができます。
そのため、チャートの細かい動きを見ることができ、より正確な分析が可能になります。
初心者でも、より詳細な情報を得ることができるため、より正確なトレード判断をすることができます。
ただし、4K解像度のモニターは、一般的なフルHD解像度のモニターよりも高価ですので、予算に応じて選ぶ必要があります。
機能
デュアルディスプレイに対応しているモニターや、画面の角度を調整できるアームがついたものなど、必要な機能があるか確認しましょう。
デュアルディスプレイに対応しているモニターは、2つのモニターを同時に接続して使用することができるため、複数のチャートや情報を同時に表示することができます。
これにより、より広範囲な情報を見ることができ、効率的な取引が可能になります。
また、画面の角度を調整できるアームは、モニターを自由に動かすことができるため、長時間の作業でも快適に行うことができます。
デスクの上にモニターを置くと、スペースをとるだけでなく、首や肩に負担がかかります。
そのため、モニターアームを使用することで、快適にトレードを行うことができます。
また、自分の好みに合わせて角度を調整することで、より見やすい画面環境を構築することができます。
これらの機能があることで、より多くの情報を取り扱い、快適な作業環境を実現することができるため、FXトレーダーにとっては必要な機能と言えます。
PCとの接続方法
HDMIやDisplayPortなどの接続方法があるので、自分のPCとの接続方法に合わせて選びましょう。
HDMIは、高画質のデジタル映像・音声信号を伝送することができるインターフェースであり、ビデオカードからの出力に使用されることが多いです。
FXトレードにおいては、高品質の映像伝送が必要です。
また、取引プラットフォームの表示画面が大きくなることで、取引画面上での細かい動きを見逃さず、迅速な取引が可能になることが求められます。
そのため、HDMIを使ってFXモニターとPCを接続することで、高品質でクリアな画像を表示することができます。
また、HDMIはオーディオ信号も伝送することができるため、外部スピーカーに接続することで、よりリッチな音声環境を実現することも可能です。
会社の信頼性
モニターを販売している会社の信頼性も重要です。
大手メーカーや有名ブランドを選びましょう。
いくつかおすすめのFXモニターのメーカーをご紹介します。
DELL
DELLは、高品質で信頼性の高い製品を提供していることで有名なメーカーです。
FXトレーダーに特におすすめなのは、高解像度で鮮明な画像を表示できる27インチ以上のモニターが豊富にラインナップされている点です。
DELL UltraSharp U2718Q:デュアルディスプレイにも対応しており、広い画面で多くの情報を確認できます。
ASUS
ASUSは、デザイン性や機能性に優れた製品を展開しているメーカーで、特にゲーミング用途に強いことが知られています。
そのため、FXトレーダーにもおすすめで、高速なレスポンスが求められる取引にも対応できる製品を提供しています。
・ASUS Designo MX27UCS:美しいデザインで、画面角度を調整できるアームも付いています。
HP
HPは、ビジネス用途に適した高品質な製品を多数ラインナップしています。
FXトレーダーにおすすめなのは、高解像度で大画面のモニターが豊富に揃っている点です。
また、画面の角度を自由自在に調整できるアームが標準装備されている製品も多数あります。
HP Z27n G2
HP Z27q G3
HP Z27k G3
モニターの選び方には、個人の好みやトレードスタイルによっても異なりますが、おすすめのモニターとしては、LGのモニターやASUSのモニターが挙げられます。
高いスペックを持ちながらも、比較的お手頃価格で購入することができます。
LG 27UK650-W:27インチで4K解像度のモニターでありながら、比較的手頃な価格で購入できます。
LGの27UL850-WやASUSのPA278QVなど、27インチ以上の4K解像度に対応したモニターが人気を集めています。
またモニターアームなどをセットで購入することで、より快適な作業環境を構築することができます。
これらのメーカーは、高品質で信頼性があり、FXトレーダーに必要な機能を備えた製品を提供しているため、おすすめです。
ただし、個人の好みや予算によって選ぶメーカーやモニターの種類は異なる場合がありますので、よく比較検討して選ぶようにしましょう。
★ポイント 低遅延
低遅延とは、データ通信などで発生する遅延(レスポンスの遅れ)が極力少ないことを指します。
FX取引においては、取引したい通貨ペアの価格変動に追従するために、高速なデータ通信が必要不可欠であり、遅延が生じると取引の精度が低下する恐れがあります。
低遅延を実現するためには、ネットワークの速度や安定性に加え、高性能なPCやモニターを使用することが重要です。
FXトレードでは、価格変動が瞬時に反映されることが求められます。
そのため、モニターのスピードも重要なポイントです。快適にトレードを行うためには、 1枚あたりの反応速度が1ms以下のモニターを選びましょう。
FXモニターの使い方
・表示方法:
チャートや情報を表示するために、トレード用のPCに接続して使用します。
・確認方法:
画面上に表示されるチャートや情報を確認し、トレードの判断材料とします。
・デイトレーダーに最適:
デイトレードをする場合は、多くの情報を見やすく表示できる大きな画面や、細かい動きが見える高解像度のモニターがおすすめです。
FXモニターの購入方法
・ネット通販:
ネット通販サイトで購入するのが一般的です。
価格比較サイトを活用し、安心で信頼できる販売店から購入するようにしましょう。
環境構築に必要なポイントとは?モニター以外に必要なものも解説
まず、FXトレードには高速で安定したインターネット回線が必要不可欠です。
ネット回線が遅延してしまうと、注文のタイミングがズレたり、取引情報が更新されなかったりする可能性があります。
安定した回線を確保するためには、光回線や高速インターネット回線を利用することがおすすめです。
次に、PCのスペックも重要です。
特に、CPUやメモリの性能がトレードの速度に大きく影響します。
トレードを行うためには、高速な処理能力を持つPCが必要不可欠です。
また、ストレージ容量も大切です。
取引履歴やチャートデータなどが多くなると、ストレージ容量が足りなくなってしまう可能性があります。
まとめ
モニターのサイズは重要なポイントです。
チャートの見やすさを重視する場合、27インチ程度の大画面モニターがおすすめです。
また、高解像度の4Kディスプレイを利用することで、チャートの表示がより鮮明になります。
以上のように、FXトレードに必要な環境構築には、高速なネット回線、高性能なPC、そして大画面かつ高解像度のモニターが不可欠です。
これらを整えることで、トレードの精度やスピードが向上し、より安心してトレードを行うことができるでしょう。
<注意事項>
※上記の知識・情報は金融庁・各FX業社の公式サイトに提示してある情報に基づき作成しています(2023 年1月調査)。
取引を始める際は、こうした表示が変更されている可能性もあるため、必ず取引所のサイトに記載されている詳細 コンテンツやルール・サービス一覧・最新情報を参考利用し、判断してください。
本記事はトレードの勝敗を保証するものではございません。
FXはスマホの環境さえあれば簡単に始めることができます。
しかし、ご存じのように儲かるだけでなく、リスクも伴います。
FXの会社に保証はなく、自分で資産を調整していかねばなりません。
資金の損失を防ぐため、トレードの経験なく、新規で始める方は相場の流れなど慣れるまで可能な限り少ない金額(少額)で入金し取引することをおすすめします。