現役WEB会社員がリアルな状況をお伝えします。
初心者でもゲームに関わる仕事を行うことができます。
ゲーム( スマホゲーム 含む)をやってきた経験が実績になり、そしてお金がもらえる。
履歴書にゲーム経験を書けるって素晴らしいですよね。
しかも在宅で、資格も必要ありません。
そんな自由なお仕事の募集が完全な在宅ワークでも多くあります。
でも、実際やってみたら
稼げるのかな?
楽なのかな?
「ゲーム 仕事 在宅」で調べると実に多くの在宅求人が散見されます。
ゲームで検索に出てくる仕事の種類・問題の関連も含めて
疑問を解決していきます。
今、よく使用しているアプリも遊んでいるゲームも、テストしていなかったら不具合だらけで生まれていなかったかもしれません。
実はゲームアプリに欠かせない仕事なのです。
良い案件は掲載はすぐに埋まり終了することも。
求人情報も悪くはないですが、タイミングを逃さないよう下記に応募や登録して備えておきましょう。
ライター:ITジョン
職歴:WEBマーケター12年
(通販WEB責任者6年、代理店6年)
現職:SNS系WEBマーケ会社勤務
今まで担当したHP:300種以上
IT補助金も案内しています
初心者でもできるゲームの仕事とは
ゲームの仕事と検索すると下記の内容が出てきます。
・発売前のゲームのバグ探し
・アプリのテスター
・ゲームアプリのレビュワー
うーん、職種というか種類が沢山あります。
結構、有名な大手の企業の名前もでてきます。
おうち時間が増えて、ゲームの需要が年々上がっていることと、それに合わせて幅広いサービスが展開しているのが現状です。
1つずつ見ていきましょう。
発売前のゲームのバグ探し
行うのは主にバグの発見のみ。
実際にユーザーと同じようにゲームをプレイ →→プレイ中に見つけた不具合を文章にまとめる・またはチャットなどで都度報告(ここは様々) →→プログラマーが不具合を修正 →→改善されているかを再度プレイ
これを繰り返して完成度を上げていく作業が多いです。
中にはよりゲームを面白くするための改善提案を受け付けている所もあります。
また、仕事上、そのゲームに詳しくなるため、ユーザーからのお問い合わせに返信する仕事がセットの時もあります。
発売前なので当然、機密事項を洩らすのは厳禁で契約書を交わすこともしばしば。
★ポイント
アプリのテスター
基本的にスマホを使ってアプリ操作を行います。
手順等は会社の方が案内してくれます。
アプリテスターとよばれ、スマートフォンアプリの作動テストを行う人のことを言います。
タップを短い間隔でランダムに連打したり想定外の操作の指示がある場合もあります。
アプリの使用感を求められる時もあります。
誤字のチェック:セリフの文字が間違っている
動作のチェック:キャラクターが動かない
エラーやバグの状態を報告します。
先ほどのバグ探しと一緒の流れでプレイし、完成度を上げていきます。
ご自身のスマホがiPhoneかAndroidかによって企業が求めている工数が変わってくる場合もあります。
ゲームアプリのレビュワー
実はゲーム会社がマンガアプリのコメントを外注している場合もあります。
好きなゲームアプリを試して感想を送る作業になります。
ゲーム会社はレビューの傾向や問題を確認することで、アプリやゲームがよりよいものに改善できるわけです。
プチバイト、お小遣い稼ぎやスキマ時間を活用した副業として人気です。
このように、上記の仕事は専門的な知識を求められることはあまりありません。
そしてゲームといっても幅広く、ユーザーの数だけ様々な挙動が発生します。
開発者が業務で行えるものではないため、ほとんどのケースは外注しています。そして多くの人員とメーカー努力で様々なケースをテストすることで発売してもお客様に迷惑がかからないようにしています。
この仕事に向いている人
結論から言うと
幅広いジャンルのゲームが好きであること
没頭・集中力の高い人
になります。
不具合を見つけるために何度も同じゲームをやるため、思っている以上にゲームテスターは同じことの繰り返しです。
ゲームが好き・集中力がないとキツイだけのバイトになります。
ゲームテスターはきつい?
ここではゲームテスターのきつさについても解説していきます。
幅広いジャンルのゲームが好きであること言い換えると「新しいモノ好きな人」でもOKです。
テストの仕事は必ずしも、自分の好きなジャンルのゲームをできるわけではありません。
全く興味のないゲームを長時間するほど苦痛なことはありません。
ゲームに関して興味があり、格闘からロールプレイングまで色々やってきた人は有利です。
色々なゲームをやってきた=経験値
であるため、新しいゲームであっても経験値から導き出される「こうすればこう動く」という感覚がバグを見つける手段にもなり、操作についても慣れているため楽になります。
没頭・集中力の高い人
バグを見つける作業は長時間かつ単純作業がほとんどです。
なので「単純作業が好き」だと向いています。
同じキャラクターに何十回も話しかけたり、ひたすら必殺技を繰り返したり、単純な作業を繰り返すことでゲームが予期せぬ挙動をしないかを確認します。
イベントがはじまらない
キャラクターが壁をすりぬけた…
ガチャを回すと、あれ、今回違うぞ、
バグは当然報告が必要なので再現できることが大切です。
集中していないと「どうやって出たんだっけ、、、」と見逃してしまいます。
企業によってはテストに決まりがない場合もあります。
実はこれが一番大変で、自由度が高い分、自分で仮説(ここってバグ出やすそう)を立てて行わなければならず、キャラクターのセリフの誤字脱字がないか。
1日おきに1プレイするといった環境変化でのテストなど、何度もゲームをプレイしなければなりません。
専門性が高くない仕事ですが、根気がいる作業です。
その他
基礎知識としてゲームの種類や機種などに詳しいことは大きなアドバンテージ。
なぜなら操作ができ、動きの感覚を持っているだけで、普段と異なる挙動に気づきやすいからです。
操作からわからない人はスタートがかなり手前であるためストレスを感じる人もいるでしょう。
機種であれば
PC
プレイステーション
スイッチ
ソフトであれば
・Fortnite(フォートナイト)
・Rocket League(ロケットリーグ)
・Fall Guys(フォールガイズ)
世界的に流行であるeスポーツの経験値としてあるといいですね。
一番の問題
ここまでゲームの仕事内容は理解できたと思います。
企業が最終的に求めるのは
レビューやバグの=「報告」です。
5W1Hを使って報告が上手な人は問題ありませんが、未経験者や苦手な人はここが結構なストレスになる場合もあります。
例えば企業からレビューを求められた時、「楽しかった」だけでは企業は理解してくれません。
具体 的に言葉にして伝えることが必要です。
キャラクターの成長がプレイ時間と比例していたのが良かった、やり込めばもっと違う景色が見れるのかと思うと、もう1回プレイしたい
頭の中を表現する、これを言語化といいます。
上記は簡単な例ですが最低でも500文字以上書くことをオススメします。
別の例でバグの報告の場合はさらに難しいです。
「ずっとやっていたら、突然キャラが消えました」
これでは現場を想像することができません。
模範解答はこうです。
プレイ時間24時間を経過していました。継続してプレイしていたので、敵に見つからないようにフィールドの隅に隠れ一旦スマホを置いてご飯を食べてました。
画面ロックを解除し、はじめようとしたらキャラがいなかったんです
こうすることで
・一旦画面がスリープやOFFになった
・24時間経過している
・フィールドの隅
といったキーワードが出てきます。
エンジニア・プログラマーはこうしたワードをヒントに再現させ、その瞬間のプログラムを確認して書き換えます。
一番の問題は、自分の行ったことを言語化すること。
いくらゲームが上手でも言葉にする、メールであれば文章にするのが苦手な人が多い傾向があります。
対策としては、とにかく具体的に細かく丁寧に書くクセをつけること。企業も人間なので必死に伝える努力は伝わるものです。
最初はこんな求人が理想
初心者の場合、仕事の流れが決まっているゲームテストがやりやすいです。
例
1.手順書に沿って、ゲームをプレイする
2.バグ発見
3.パソコンでバグの報告書を作成⇒完了
場合によっては「この箇所をやってね」と集中的に行う指示もあります。
サポートがついている求人もあります。
規定が決まっていると考えずに済み、ゲーム(バグさがし)に没頭できます。
急募・良い案件の掲載はすぐに埋まり終了することも。
タイミングを逃さないよう可能な限りサイトを利用し選択できるよう備えておきましょう。
任せっぱなしではなく自ら動くことでチャンスは向いてきます。
1社にこだわるのではなく複数社渡り歩くイメージでスキルを身に着ける良いかと思います。
報酬は1プレイ500円~
ゲームテスター稼げるのか?
結論として1プレイ500円、700円、800円、900円~1200円が相場です。
インディード調べで1272円(記事執筆時)
※勤務タイプ含む
地方のパートタイマーに近い金額ですね。
屋根のついた涼しい部屋でゲームしながらお金が稼げるという事を考えれば、ゲーム好きには最高の仕事ですね。
サボれるのか
残念ながら企業はプレイ時間を見て判断します。
企業によっては画面が録画されてるので動いていないとサボりとみなされます。
実は報酬を支払われないケースは多々あります。
プレイ時間が異常に短すぎる
ダウンロードのみでプレイしていない
報告が雑(楽しかった、など参考にならないもの)まっとうに仕事を行えばこんな事にはならないです。
スキルアップと正社員
ゲームのテストばかりで将来性はあるのか?気になるところですよね。
ゲームが好きであれば目指すところは開発者・企画者ではないでしょうか。
実は、業界ではゲームテスター=ゲーム開発の最初の一歩になります。
ユーザーに一番近いのがテスター。ユーザーの気持ちをより知っている人がヒットゲームを生み出します。
「簡単すぎて面白くないのでは」
「レベル10の敵は本当にこの難易度が適切なのか?」
「ラスボスが強すぎて誰もクリアできないんではないか」
ゲームの挙動を知らなければ開発できないですし、ゲームの楽しさを知らなければ企画や設計をできません。
評価の高いテスターとは
プログラマーやディレクターに正確なバグ情報を伝えることができ、ゲームの意見が言える人材です。
制作のコアメンバーとの信頼関係が生まれることで、アルバイトから社員へ登用。
単発ではなく継続的に、より深い仕事やプロジェクト、リリース後の運用などに携わり、アシスタントからキャリアをスタートさせることができるかもしれません。
希望のゲームジャンルでなくとも、採用されたのならば「好き」を活かし、興味をもって取り組むことが大切です。
積極的な姿勢は企業も見てくれるものです。
その他
業界の情報が入ってくる
コネクションができる
報連相が鍛えられる
生かすも殺すも自分次第ですが、ゲーム業界に身を置くことができるのはメリットです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2022、好きなことをして稼ぐ・活躍することができるゲームテスターは魅力的な仕事です。
アルバイト・パート・契約社員・シフト・派遣社員・フルの正社員・業務委託と時給制から月給制まで多くの雇用形態があり、働き方が選べます。
リモートで面接し休日や年収・昇給・手当は日払いなのか・福利厚生の制度・スマホは支給されるのか・研修はあるのか・長期でできるものなのか、などの詳細を相談しましょう。
条件として休暇でいえば週休2日、土日休みもありますし、残業がないパターンもあります。
リモート ワークであれば通勤に悩むことなく、また、職を選びにくい子供のいる主婦・学生にはインターネットさえあれば安心して働くことができます。
ネイル・服装・髪型・学歴が不問の会社も増えています。
案件の多いエリアでいえば東京都・大阪府・京都府・千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県に住んでいなくても在宅であれば他県でも歓迎されます。
(実際に北海道・福岡県・兵庫県・静岡県・青森県など地方で仕事をしている人も多い)
特別な資格もなくて在宅でも始めることができます。
近年はスマホゲーム・ソーシャルゲームといったスマートフォンで行うゲームが多く散見されます。
色々なゲームジャンルはありますが、タイトルなど指定することはできない場合もあります。
未経験者は最初は指示をいただけるような企業と契約しスタッフとして仕事をしつつ、ノウハウを身に着けるよといでしょう。
バグ(デバッグ)探しは本当に地道です。同じことの繰り返しです。
さらに的確にバグを報告する必要があるので、仕事をするうちに報告のスキルが身につきます。
これはコミュニケーション能力にもつながることです。
給与でもスキルを上げれば待遇は変わる可能性があります。
最後に、自分の携わったゲームがヒット商品になればうれしいものです。
転職・新卒・第二新卒問わず、テスターのスペシャリストになり、企業の信頼を勝ち取り、事業のコアメンバーやシステムエンジニアなどのより高いレベルでゲームに携わる最初の一歩になればと思います。